open.Yellow.os

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open.Yellow.osは日本で開発中の、Debian GNU/LinuxベースのLinuxディストリビューション。

「open」には誰にでも開けたプロジェクトにするという意思が、「Yellow」には明るくフレンドリーでユーモアがあり、好奇心旺盛、知識欲が強い、冒険好きなどといったイメージが込められている[1]

open.Yellow.os
開発者 PC-FREEDOM, open.Yellow.os Developers
系統 Debian系
開発状況 開発中
初版 2023年4月28日
最新安定版 23.04 / 2023年4月28日
アップデート方式 APT, Synaptic
パッケージ管理 dpkg
カーネル種別 Linux
デスクトップ環境 GNOME
ウェブサイト openyellowos.com
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概要[編集 | ソースを編集]

open.Yellow.osは、ブログYouTubeチャンネルで展開するPC-FREEDOMのコダシマ氏が主宰を担当し、開発が行われているLinuxディストリビューションおよびコミュニティーである。

Debian11 bullseyeをベースに、デスクトップ環境にはGNOME、インストーラーにはCalamalesを採用する。AMD64アーキテクチャ向けに開発されている。

デフォルトのブラウザにはFirefoxベースの、日本のAblazeが開発するFloorpブラウザが据えられ、Floorp以外の複数のブラウザも選択可能となる[2]予定だったが、開発元のAblazeの負担を考慮した結果、苦渋の決断としつつ採用を見送ることになったという[3]

MX LinuxManjaroに採用されているようなパッケージインストーラーを開発する計画や、初期設定時にフォルダ名の英語表記を選択する旨も発表されている[2]

open.Yellow.os projectはコダシマ氏がTwitterで「OSを開発する」といった内容のツイートを行い、協力者が多数集まったことをきっかけに発足した[4]

学生や若い世代の活躍の場、働き盛りの世代がもっと輝ける場、および後進の育成の場としてのコミュニティーを構築することを第一に掲げており、2022年3月時点では多くの参加者が集まっていた。
しかし、後述する不祥事による学生メンバーの離脱やコミュニティ内での紛争、広報を担当するOpt-Techの脱退、コミュニティの閉鎖性、開発状況の情報公開の少なさ、リリースまでの時間が空きすぎたことによる注目度の低下などによって、現在は日本のLinuxディストリビューションとしては有数の注目度を維持しつつも、発表時ほどの活気はない。

また、「OSS である Linux ディストリビューションを引っさげて、中古 PC の再利用にしろ教育の面にしろ、世間に引っかき傷くらい付けてやろう」などといった「世の中に爪痕を残す」ことや、「日本のイノベーションの復活」を意識した野心的なプロジェクトともなっている[4]

広報はOpt-Techが公式に担当していたが、正式版リリースより前の2023年1月に脱退し、現在open.Yellow.os関連の記事は削除されている[5]
SUZURIでopen.Yellow.osの公式支援グッズが販売されている。

更新後に起動できなくなる問題の発生を受け、2022年12月18日、DebianのベースをTestingからStableへ変更すると発表した[6]

2023年4月28日、初の正式版となる23.04がリリースされた。

リリース履歴[編集 | ソースを編集]


バージョン リリース日 備考
23.04 2023年4月28日 初の安定版リリース。

不祥事[編集 | ソースを編集]

学生メンバーの離脱に関する騒動[編集 | ソースを編集]

主宰のコダシマ氏がコミュニティの元メンバーに対し、病気を揶揄した発言や活動において疎外するなどしたとして、学生メンバーの複数人の離脱を引き起こした。

コダシマ氏は病気を揶揄するつもりはなかったが失言があったとして謝罪文を公開したが、認識などについてプロジェクト側と元メンバー側の主張は多くが一致せず、現在も平行線のままとなっている。

学生メンバーが多く離脱したため、「学生や若い世代の活躍の場、(中略)および後進の育成の場としてのコミュニティーを構築する」ことができていないという批判があるほか、open.Yellow.osがオープンなコミュニティとなっていないと批判されている。

これに伴う騒動の解決のために、open.Yellow.os運営は2023年08月21日現在、司法での事実確認を行っている(2023年08月21日時点 担当者:unknown_neko)。そのため、unknown_neko氏は第三者がむやみにかかわるべきではないと主張している。

また、open.Yellow.os Teamのハラスメントに対する方針に「弊組織所属メンバに対するハラスメントに関して」が追加された[7]

メンバーのインターネット上における不適切な発言[編集 | ソースを編集]

open.Yellow.os Teamのハラスメントに対する方針には「過去の弊組織メンバが行ったハラスメントに関して」において、Fabric_Teacher氏やunknown_neko氏がかつて不適切な言動に及んでいたことが記載されており、組織としてこれらの行為を認めない旨が述べられている。

しかしながら、Fabric_Teacher氏についての記載は半分以上が不適切な言動と直接関係のない内容で占められており、unknown_neko氏についての記載も半分程度が第三者に対する法的措置をほのめかす文面となっていることから、反省や改善の意思が感じられないという批判がある。

これらの批判に対しては、本人間での謝罪は必要だが第三者に対する謝罪や組織としての謝罪までは必要ないという意見がある。一方で、第三者に対してや組織としても周囲に迷惑をかけたことを謝罪すべきであり、本人以外に対しては直接は何もしていないから謝罪の必要はないという考え方自体が、反省の意思が薄い証拠であるという意見もある。

また、公式サイトやunknown_neko氏が管理する公式Twitterアカウントにおいて、たびたび法的措置を匂わせる発言を行ったり、「ジャーナリスト気取り」[8]などの攻撃的な発言が行われているとの指摘がある。

unknown_neko氏などによる不適切な発言が繰り返されていることから、open.Yellow.os側の対応が不十分であるとの批判もある。

チーム内での不適切な言説の横行[編集 | ソースを編集]

open.Yellow.osのコミュニティでは、oYo側が正しいことを示すために係争中の相手などを不当に貶めるような言説が横行しているという主張がある。これについて、Jotch-96氏は洗脳教育やプロパガンダ教育と評しうると主張している[9]

また、Jotch-96氏はこれらの言説の横行が原因で不適切発言が生まれたり、不適切発言について謝罪を行わなかったりといった結果を生じているとも主張している[9]

外部リンク[編集 | ソースを編集]

公式関連[編集 | ソースを編集]

その他[編集 | ソースを編集]

出典[編集 | ソースを編集]

  1. PC-FREEDOM発Linuxディストリビューション開発チームが発足!!|OPT-TECH|note
  2. 2.0 2.1 【open.Yellow.os 開発プロジェクト 公式発表 #2】|OPT-TECH|note
  3. WEBブラウザ - open.Yellow.os 公開情報
  4. 4.0 4.1 PC-FREEDOMの中の人コダシマより、皆さんにお知らせがあります! | PC-FREEDOM
  5. Opt-TechさんはTwitterを使っています: 「【お知らせ】 Opt-Techはopen.Yellow.osの公式メディアから脱退しました。 それに伴いo.Y.o関連のnote記事は削除、コメントでのo.Y.oの質問は答えられません。 今後もOpt-Techをよろしくお願いします。」 / Twitter
  6. open.Yellow.osさんはTwitterを使っています:「ご報告が遅くなり申し訳ありません。アップグレード後に起動できなくなる件を受けて、開発メンバー内での相談の結果、ベースの Debian を Testing から Stable へ変更することに決定いたしました。開発チームには急ピッチで作業していただき、概ね形が整いました。#Linux #openyellowos」|Twitter
  7. open.Yellow.os🌻さんがツイートしました: 「弊組織所属メンバに対するハラスメントに「対して」の部分を「関して」に修正致しました。 弊組織所属メンバに対するハラスメントに関して https://twitter.com/openyellowos/status/1688184204562194432」
  8. open.Yellow.os🌻さんがツイートしました: 「該当の学生との知人 or 関係者かつ、ジャーナリスト気取りなのは構いません。ただ、それは学生本人から直接ヒアリングすれば良いことでございます。本人からヒアリングできない程度の関係性の方には、ご説明することはありません。 続く」
  9. 9.0 9.1 open.Yellow.os(2023年12月31日 (日) 12:51時点におけるJotch-96による版) - LinuxJapanWiki


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